介護、福祉現場の新しいサービス「介護美容」
介護美容という言葉。
最近よく耳にするようになりましたが、福祉業界ではまだまだ活用されている現場は少なく、どんなものかわからない方が多いと思います。私が提供されていただく介護美容について説明させていただきます。
美容的なアプローチを用いて、心身機能の向上を目的とするケア方法
主にエステ、ネイル、メイクの施術を通して、心や体に働きかけ、機能の向上を目指します。
美容施術の提供なら、美容的効果が求められますが、介護美容ではそれに加え、心身機能の向上を重視する物です。
介護や福祉の現場における保険外サービス
保険適用ではありませんが、福祉サービスでは反映されにくい、お客さま一人一人の好みや習慣を尊重することができます。
ケアビューティストが行う
介護美容について学ぶ「介護美容研究所」を卒業した「ケアビューティスト」が施設や個人宅に訪問し、ケアを提供します。
介護美容の効果
「介護✖️美容usako」ではリラクゼーションを中心としたケア、それを交えたレクリエーションを提供していきたいと思っています。介護美容の分野では「ケアエステ」と言われています。
ケアエステとは
トリートメントと呼ばれる技術で、直接肌に触れてケアを行います。エステやマッサージだと、圧をかけるイメージですが、ソフトタッチや軽檫でのアプローチで効果を発揮します。
施術を受けられると「こんなので効果があるのか」と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、
トリートメントは、継続して初めて効果が得られます。2回、3回と経験する中での、心と体の変化を重要視しています。
精神的効果
- 自律神経の安定
- リラックス
- 「やってみてもいいかな」というチャレンジ精神が芽生える
- 心地よい「疲労感」
身体的効果
- 血行促進
- 運動ができない状態でも筋肉へのアプローチ
- 血圧が安定する
- 脳の活性化(オキシトシンの分泌)
心地の良いリズムで肌に触れると、脳の副交感神経が優位となりオキシトシンをいう物質が分泌されます。
オキシトシンの効果
- 良好な人間関係を創り出す
- 安心、リラックス
- 痛みや不調が和らぐ(治癒とは違うが筋肉のストレスを緩和させる)
- 自然治癒力を活性化させる
- 幸せ、ポジティブな感情になる
別名幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンの分泌を促進させます(^^)
社会的効果
- 社会参加の機会となる
- 引きこもりの防止
オキシトシンには相互作用があり、お客様からオキシトシンが分泌されると、施術者(ケアビューティスト)にもオキシトシンが分泌されます!お客様と関わることで幸せな気持ちになれるということです。
それは社会参加の機会、社会貢献の機会だと私は思います(^^)
直接肌に触れないでほしい場合はタオルなどを使用しての施術も可能です。
オイルの使用の有無、香りの有無などもお客様に選んでいただけます。
皮膚疾患等で施術ができない場合がありますのでご注意ください。
まとめ
介護美容について簡潔にではありますが説明させていただきました(^^)
「介護✖️美容usako」の活動やメニューの詳細はこちら♪